5枚4群構成の1眼レフ用高速レンズとして作られたのがこのプリモプランです。市場で良く見るプリモプランはエキザクタマウント(35mm判)は、58mmと75mm(6×4.5や6×6判は80mmが存在します。)だけで、エキザクタ用のレンズとして作られたものだと思われます。当時のマイヤーのカタログを見てもエキザクタの標準はプリモプランになっております。 プリモプランは、同じ1眼レフのレンズであるツァイスのビオター50mmF2やシュナイダーのクセノン50mmF2に対抗して作られたものだと言われています。それはF値が1.9(0.1少ない)になっていることでわかります。今回ここでご紹介する プリモプランはコンタックスCXマウント50mm、ライカスクリュウマウントの50mm、75mm そして戦前のエキザクタマウントの58mmと75mmです。