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プラナー80mmf2.8は、4群6枚(初期玉)で、その後5群7枚にかわります、最短距離0.9m、フィルターサイズ50mm、対角線での画角51度。水平線での画角37度(初期玉) その後対角線での画角52度。水平線での画角38度にかわります。                                    ハッセルで初めて撮影する人のほとんどが使用するのが、この標準レンズのプラナー80mmf2.8です。私も、以前中判はマミヤ645を使っていたのですが、プラナー80mm付き500C/Mを使ったときはその解像力、立体感に感動したものです。製作年代によって、レンズ構成やコーティングに違いがあり質感も変わってきます。右の白鏡銅のプラナーは初期玉です。最近人気がありなかなか無いんです。レンズ構成枚数が違い、前玉がこんもりと盛り上がっています。レンズ後部にはMADE IN GERMANY WEST FOR HASSELBLADと刻印してあり、作りも他のプラナー80mmとは違う感じがします。


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描写は極めて繊細で諧調の再現がいいし、開放から使えるレンズです。日本製の中判標準レンズと比べると立体感の違いに驚きます。初期玉は、少し黄色にシフトしますがそんなに気にはなりません。とにかくどの時代のレンズを使っても結果に不満はでないと思います。













作例


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1: 水火天満宮 f4 1/500  2:

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