FLOR 75mm/f2.8 SOM BERTHIOTは、ベルチオレンズとして２本目のレンズで、中望遠の好きな私にとっては待望のレンズでした。75mmはF2.5/F2.8/F3.5 があり、SEMFLEX （セムフレックス） SOM BERTHIOT 75mm F3.5が市場では良く見ることができるレンズです。
このレンズを手に入れ次に55mmを手に入れたあたりからベルチオワールドに陶酔していくのでした。
ベルチオのレンズ構成はARTHUR COXのOPTICSの本を見ると、F1.5が５群７枚の非対称ダブルガウス型 F2.8は４群６枚ダブルガウス方 F3.5は３群４枚はテッサー型 F4.5は３群５枚の変形テッサー型とF値によって異なる。
描写は他のベルチオレンズの特徴のシアン系を強調します。また緑系の色、特に植物の緑の再現力が素晴らしい。これは古いレンズほど素晴らしくなり、ペリグラフを一度使うと麻薬に侵されたようになります。
レンズのフロント、リアキャップはオリジナル品で、リアキャップにはベルチオのマークが刻印されている。こういったものを見てもベルチオレンズの高品質な作りには驚かされます。
左下の写真のレンズは、F2.5のレンズです。真中はFLOR75mmF3.5(恐らくかなり昔に改造されたものです。）
リンクスにも下のカタログに掲載されているTELE-BERTHIOT 75 mmF2.5が存在します。
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