MakroPlasmat 35mmF2.7 Mayer社 ライカスクリュウマウント唯一の距離計連動広角レンズだ。 何故このレンズをMayer社は、35mm広角レンズとして選んだのか、何故キノプラズマート(シネレンズとしては35m m広角も存在しており改造判として市場でたまに見かける正式のライカスクリュウマウントとしては存在していない、1部の方はあるといわれるが距離系非連動で、もしあってもライカ社の販売店がライカマウントにした物があるかもしれない。それは、定かではない、私が確認した本物と言われているレンズは、全てシネレンズを改造している。 またマイヤー社の純正のライカスクリュウマウントのカタログにも一切載っていないのも事実である。)にしなかったのか あくまでも憶測であるが、MakroPlasmatがライカスクリュウマウントの35mm広角に選ばれたのは、当時の他社の35mmレンズとどう対抗していくかを検討した結果ではないかと思われる、他社の35mm広角でまず明るさ(F)をみると一番明るいのはF2.8であったこと、その一番の競合としてツアイスのビオゴンが上げられるのではないだろうか、コントラスト、シャープさどれをとっても申し分の無いレンズだ、ライカの広角としてはエルマーやヘクトールをもってしても暗いものしかなく、他社でも明るい広角が無かったため。 コントラストとシャープ機能では、ビオゴンに勝てるわけも無まかった。メイヤー社は、ここは同じ土俵で競合するのではなく、解像度の良さと、諧調(トーン)の良いmakroPlasmatを持ってきたのではないだろうか。

当時はMakroPlasmatは、人気も高く色んなカメラに搭載されていたのも選ばれていました。 ではmakro Plasmatよりも明るく広角もあるKinoPlasmatは何故選ばなかったのか、明るいと言う点では優位なのですがシネ用のカメラでなくスチルカメラと言う点では,KiooPlasmatは画角の面で問題があったのではないだろうか、もともとシネ用のレンズと作られているため36×24mmカメラに使うと、周辺がグルグルと流れてしまう。 映像的には36×24mmカメラの画角はあるのだが周辺光量や周辺映像が流れると言う点で写真を写すとなると無理がある、この辺の理由があったのではないでしょうか。特に広角レンズは製品化するためには難しいと判断したのではないでしょうか、しかし明るいレンズと言うことで50mm以上のレンズにKinoPlasmatを高速レンズとして世に出している。  あとはmayer社に広角にするレンズが当時は無いためにMakroPlasmatがライカスクリュウマウントとコンタックスCXマウントとして生産されたのではないだろうか、MkroPlasmatのライカスクリュウマウントは35mm、50mm、105mmが存在している、中望遠75mmPrimoPlanKinoplasmatがあるために作らなかったのかもしれません。 コンタックスCXマウントもありますが、距離計の非連動を良く見かける。これは連動カムが外れやすく、ほとんどが外れた物と思われる。 まあ35mmだから連動しなくとも目測で十分だが出来れば連動が欲しい物だ。後フードとレンズキャップがあるのだがこれを見つけるのが大変である。 35mmを見てみると銅鏡はややきのこ型レンズで、真鍮とニッケル2種類の銅鏡があります。かなり格好が良い、私は始めてみた時に欲しいと一目で思った、それほどインパクトのあるレンズである。描写は、解像度は素晴らしく、しかもトーンが豊かで、立体感が申し分ないほどの描写が得られます。ボケもKinoPlasmmatのようなグルグルした破壊的なボケはない。できればWeb上の映像ではなく、実際のポジや写真を見て欲しい。Web上で色々と論議されているが、あくまでも机上の事で実際に自分の目で見て確認して評価をして欲しいと思う。KinoPlasmatの破壊的なボケの面白さに比べると非常に地味ではあるが見る人が見ると評価は高い物になると思います。